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世界のブロックチェーン技術のパブリックセクターへの応用例

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こちらはデロイトが出している、『ブロックチェーン技術のパブリックセクターへの応用』という内容の文章です。以前の記事でも書いていますが、『高速で信頼性と透明性のある取引管理システムを安価に構築できる』為、パブリックセクター、特に途上国においてはインパクトが高い事を書いています。
 
世界のパブリックセクターでの応用例を調べてみました。
 

中南米 ホンジュラス 土地の権利者の管理システム

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Photo Credit : 旅行のともZentech

土地の権利者が誰なのか、過去の取引は、抵当は付いているのか等、管理システムをブロックチェーンで構築予定。2016年に完成予定。テキサスのブロックチェーンテクノロジー企業、fatcom(ファクトム)が構築中。以下は、ファクトムの社長のインタビューです。『信頼できる台帳がない故、不正や詐欺が横行していたようです。』
 
“In the past, Honduras has struggled with land title fraud,” said Kirby. “The country’s database was basically hacked. So bureaucrats could get in there and they could get themselves beachfront properties.” 
参考:私がfatcomに(ファクトム)を評価(投資)することにした理由
(かなりわかりやすい。。。)
 

アフリカ チュニジア 世界初の自国仮想通貨を構想

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Photo Credit : Africa-rikai.net
 
 
こちらはスイスのmonetasが構築中です。

Home - Monetas

 
進出先がアフリカであるの背景としては、やはり経済成長とケニアでのM-Pesaの成功があるようです。しかし実情として、『3/4がM-Pesaアカウントを持っているが、未だ取引の99パーセントは現金、これが急速な経済成長と摩擦を起こしている』という課題があるそうです。
 
Nearly ¾ of the population of Kenya has a M-Pesa account, despite this, 99% of transactions are still executed in cash adding friction to transactions and stifling economic growth. 
構築にあたり、現地の有力金融機関とパートナーシップを結んでいます。『チュニジアで銀行口座を持っている90パーセントがチュニジア郵便局で口座を持っていて、この提携がプロジェクトを加速させる』と述べられています。
 
Of the Tunisians who do have a bank account, 90% have an account with the Tunisian Post, as such they are in the position to drive this project.
 
政府の理解も得られ、中央銀行からのサポートも受けているようです『La poste tunisienne』は現地のモバイルプレイヤーです。通貨なので、モバイルは大前提ですね。
 
The Tunisian Government are fully aware of the tremendous potential cryptofinance provides to improve financial security and prosperity. The rollout in Tunisia, in partnership with the National Post Office, La Poste Tunisienne, is supported by both the Government and the central bank.

 

ワールドシチズンパスポート 非政府型IDシステム

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クリストファーエリスという人物が、ブロックチェーンを使って、非政府型IDシステムを構築するオープンソースを開発しています。ブロックチェーンの信頼性、透明性を活かし、不正や改竄不可の人物特定を『誰でも』できるシステムです。これ、難民キャンプなどでも人物の特定などで苦労していますが、バイオ情報と組み合わせて、グローバルに認証できるようになると、救われる人が増えそうです。
 
Christopher Ellis has created software that allows anyone to create a World Citizen Passport. The software uses PGP encryption software and the Blockchain to create an identification paper that is almost impossible mathematically to fake. Not only can the Blockchain be used to store these world passports, it can store all kinds of documents including loans, contracts, and receipts, as well as simplify modern banking.
オープンソースなので、政府に限らず、どんな団体でも利用可能です。ID情報の他にもドキュメントも搭載可能で、ローンや契約などの情報もセットにできるみたいです。
 
ブロックチェーンの応用はどんどん出てくるはずです。これからもウォッチしようと。
 
関連記事です。 

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