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ウーバー(Uber)でついにチップが必要に!?ドライバーがチップを要求できるように。日本のUberでチップは必要か?

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画像:theatlantic.com

発端はUber(ウーバー)とドライバーの対立。委託?雇用? 

米国Uber technologies(以下、Uber)は先日、「契約関係は委託ではなく、雇用として扱うよう」求め続けていた、カリフォルニアのUberドライバーたちと合意しました。
 
この問題は、Uber(ウーバーに)に限らず、多くのシェリングエコノミーのプラットフォーム企業やそこで収入を得る者にとってはとても重要な訴訟でした。
 
スキマ時間や遊休資産を提供するモデルなので、労働力を提供する人の利用に保険や保証が伴う雇用であれば、ビジネスが成り立ちません。

 合意した内容は、下の記事によると、

 
・Uberは総額1億ドルをドライバーに支払う
・ドライバーはチップをユーザーに求めることができる
・ドライバーの地位は雇用ではなく、委託関係(contract worker)に基づく
 
特に、この3点目を合意できたことは、Uberにとってはとてつもなく大きい事です。事業の継続やビジネスモデルの根幹に影響するようなトピックでした。 

Uberのチップに関する規定と今後の見通し、日本ではどうなる?

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"You don't need cash when you ride with Uber. Once you arrive at your destination, your fare is automatically charged to your credit card on file — there's no need to tip."
出典:Do I need to tip my driver? | Uber

 
チップについては、2011年時点では、「運賃に含まれる」とされていましたが、現在では「チップは必要ない」となっています。Uberのスポークスマンによると、この内容を変更することはないようですが、今後はドライバーがユーザーにチップを求める事ができます。
 
しかし、アプリにチップ機能は追加はされない模様で、即ちチップを支払う場合はキャッシュで支払うしかありません。これは競合のリフトとの相違点です。
 
※追記(2016/10/26):アプリではなくWebサイト上のUberのアカウント管理画面でチップ機能が追加されました。都度、チップの金額を決めるのではなく、「毎回何%チップを払うか」という方式です。そして、ブラックかー、SUV、UberXの時は適用されません。TAXIのみです。

Gratuity for TAXI

Your preferred gratuity will be applied to any future TAXI trips that you request through Uber. This will apply to TAXI fares only (not Black, SUV, or uberX) and be paid to your driver. Gratuity only applies in certain countries. 

https://help.uber.com/h/8459a496-5ed2-4f9d-b15c-d8afd9ccf34f 

チップで本当にウーバーのドライバーの収入は増えるのか?

これは少し、懐疑的です。1乗車当たりの収入は増加しそうですが、中長期的にはどうなのでしょうか。これを読んですぐ思ったのが、チップの有無、チップ要求の有無が、評価の対象になってしまう恐れがあります。
 
ドライバーはチップをくれないユーザーを低く評価し、逆に、チップを求めるドライバーはユーザーから低く評価される。
というようなことが起こり得るのです。
 
Uberはキャッシュレスだからいいのであって、Uberを呼ぶ度にチップを現金で用意することを考えないといけないのであれば台無しです。
 
チップがマストなのであれば、「乗車後に、アプリから評価とチップを追加できる」が、ちょうどいい気がします。
 
東京でウーバーを使う場合は、チップを付与することもできますが、要らないでしょう。 
 
ウーバーの使い方はこちらをどうぞ。
 
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