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グルテンフリーの入門書:小麦は食べるな(WHEAT BELLY)を読んで。品種改変された小麦の恐怖。小麦抜きによる糖質制限の有効性など

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小麦は食べるな!そのカギは血糖値の急上昇と小麦が持つ悪さ

私は現在進行中でグルテンフリーを実践していますが、関連書籍を読み進めるうちにその真髄は『糖質制限』であり、最も厄介で、倒すべきが小麦であるということがわかってきました。

つまり、糖質制限を行う最もクリティカルな方法がグルテン(小麦)の除去で、更なるメリットとしてグルテンがもたらす悪さも同時に回避することができるということです。

 

改めて、何故、グルテンフリーが有効か、それは

「グルテンが含まれる小麦は血糖値を著しく急激に上げる高GI食品であること」

「グルテンが引き起こす炎症やセリアック病に関連する症状を防ぐことができること」

です。

まずは血糖値の上昇について。グルテンフリーによりダイエットを行う場合、小麦を避けるだけでなく、その他の血糖値を上げてしまう高GI食品も避けるべきなのです。これを間違えて「小麦を避ける代わりに白米を食べる」というのだと効果をなかなか実感できないと思います。

 

食品ごとのGI値とそのメカニズムについてはこちらのページが詳しいです。

 

やはり炭水化物が中心だが、同じ炭水化物でも、白米(GI:88)と玄米(GI:55)と大きく異る。ちなみに炭水化物のトップは食パン(GI:95)で、これを上回るのは全食品中でも精製された砂糖のグループ(GI:100〜110程度)だけである。

 

また、特に注意が必要なのが、グルテンフリー食品として販売されている食品で、グルテンをカットする為に、小麦等の代替食品として米粉でんぷん、とうもろこしでんぷん、等が使われている場合であるそうです。

 

グルテンフリー食品の一部はグルテンがもたらす様々な弊害を防ぐ事ができるが、血糖値を上げやすいという意味では避けられるべきです。玄米などが有効ですが、本の中で語られていたのが、フラックスシード。低GIのグルテンフリーな穀物だそうです。アマゾンでこちらをポチッとしました。 

 

みんな食べてる小麦が!?今の小麦はオリジナルな小麦ではない。

『小麦は食べるな!』によると、今、我々が食べている小麦はオリジナルな小麦ではなく、遺伝子組み換えや異種交配により、低コストで大量生産に適した品種に改変されているそうです。特に戦後から2000年頃までにその品種の改変は急激に進んだそうです。以下のブログでも本で言及されていた内容が記載されていたので、こちらから抜粋させて頂きます。

いま日本で80%以上を輸入しているアメリカ産小麦、日本の農林10号という小麦をベースにした改良品種の小麦は、そもそもロックフェラー財団系の研究所で作られたものでした。

小麦は品種改良によってたんぱく質が大きく変質している。人類が長年食べ続けた小麦とは全く違うものとなっており、その安全性には疑問がある。近年の遺伝子組み換えは問題にするのに、無理やりな交配による今までの品種改良は問題ないというのは早計な判断である。品種改良小麦の異質なたんぱく質が原因と考えられる各種炎症が様々な病を引き起こしている。 

小麦は炭水化物の中で最も血糖値を上げる。特に全粒粉は最悪である。品種改良された小麦のでんぷん質はアミロペクチンがほとんどでアミロースはほとんどない。アミロペクチンはアミロースに比べて消化が良いのですべて吸収され血糖値を上げる。

参考:遺伝子組み換え小麦問題 - 愛を本質を純粹性を生きる

 

上記のアミロペクチンはアミロペクチンAという炭水化物です。このアミロペクチンはA、B、Cがあり、Aが最も血糖値を上げます。また、この品種改変により小麦のグルテン含有量が増加しています。グルテンには、食欲を増進させるグリアジン(ポリペプチド)という成分が含まれ、この成分がエクソルフィンという幸福感をもたらす物質を生成することにつながっています。つまり、どんどん食べたくなってしまうのは品種改変のせいです。書籍の中では、小麦製品を段階的にやめるが難しいのはこのせいであると書かれています。そして、グルテンは消化不良、小脳の炎症、関節の炎症、皮膚炎(ニキビ)など様々な病気や不調の原因となるそうです。

品種改良と時期を同じくして、生活習慣病、糖尿病の劇的な増加

アメリカでは、健康に良い食事として「全粒粉」が推奨され摂取され続けてきました。朝はシリアル、昼はパスタ、夜はパンと、小麦がないアメリカの食卓は想像できないですよね。そして、この小麦の品種改良以降、肥満が急増し糖尿病患者の数と人口に対する割合が増え続けているそうです。内臓脂肪の蓄積は糖尿病だけでなく、様々な病気の原因になります。

参考:脱肥満!内臓脂肪ダイエット|内臓脂肪が原因で発症しやすい病気は? : 原因・予防 - セルフドクターネット

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少しこの小麦と糖尿病の増加の関連性は都合が良すぎると、疑っていたのですが、下のグラフを書籍とは関係なく、アメリカでの糖尿病の患者の増加について調べている中で発見しました。確かに、タイミング同じく糖尿病患者が増えています。小麦だけではなくブドウ糖果糖液糖(精製された砂糖)を多く含むコーラなどの炭酸飲料水なども原因になっている可能性が高いですが。これまでさんざん食べてきましたが、ファストフードって怖いですね。。。小麦、芋、炭酸飲料水と血糖値を上げる3点セットです。

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http://www.cdc.gov/diabetes/statistics/slides/long_term_trends.pdf

体の糖化を招く、AGE(終末糖化産物)の蓄積を防ぐ

また、本の中では体の糖化を招くという点から、血糖値を上げる危険性が語られています。糖化とAGEについてはこちらの記事が詳しいです。

「酸化」より怖いアンチエイジングの大敵「糖化」って何? | 読む美容の処方箋

 

私たちの体は、大部分がたんぱく質から作られています。食事などで摂取した糖質がたんぱく質と結びつくことでAGE(終末糖化産物)という物質が生成されます。AGEは強力な老化促進物質であり、糖化とは、このAGEが体内に蓄積されていくことなのです。

 

AGEには内因性AGE外因性AGEがあるそうです。

 

内因性AGEは血糖値が高ければ高いほど生成されやすく、外因性AGEは主に肉から発生し、高温で調理することで爆発的に増えるそうです。理想的には生、調理は低温が良いそうです。内因性AGEの蓄積を防ぐために、血糖値を上げない、ひいては小麦などの高GI食品を食事からを除去することが有効だそうです。

 

ちなみにこの体の糖化。『体のコゲ』と言われ、老化だけでなく、ガン、動脈硬化、白内障、アルツハイマーとの関連性が言われています。紫外線や喫煙などもAGEの発生原因になるそうです。聞いているだけで怖い。 

 

その後、継続しています。

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